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QUICK TRADING/Factory News

2013/8/10 LANCIA Delta Evo-II (リセット)
宮城県仙台市T山さま LANCIA DELTA EVO-Ⅱ

最後の仕上げを行っております。
まずはオーディオやレーダー探知機などの取り付け模様をご紹介します。

T山 様のご希望で、センターコンソール上部のボックスにレーダー探知機のディスプレイを仕込むこととなりました。レーダー探知機はオーナー様からの支給だったのですが、コンソールにピッタリのサイズのディスプレイを見つけるのは大変だったと思います。
その熱意にお応えするために、取り付け用のブラケットを製作しました。

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コンソールBOXは奥に行くほど幅が狭くなっています。しかもディスプレイを完全に嵌め込んでしまうとサイドにあるSDカードスロットが使えなくなってしまいますので、取り外しができるようにするためには、こうしたブラケットを製作しBOXの奥にディスプレイが落ち込まないようにしなければなりませんでした。

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ディスプレイのケーブルをブラケットを通してコンソールBOXの奥からダッシュボード内部を通して取り付けることにしました。ダッシュボードを分解していますので、こうした作業も可能となります。

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続いてオーディオの配線です。今回装着するオーディオはアンプが別体で、さらにサブウーファーを取り付けるというオーダーです。配線はカーペットの下に通し、目立たないようにします。

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さらにインパネをLED照明に改造します。

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この改造により、メインパネルだけでなく、センターコンソールのスイッチもLEDの透過照明により夜間の視認性が良くなります。

内装は垂れている天井を張替えます。
デルタの天井にはアルカンターラが張られているのですが、この生地が経年劣化で天井から剥がれてしまい、写真のように垂れてしまうのです。

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まずはライニングごと車内から取り出し、アルカンターラ部と分解します。アルカンターラ生地は間に薄いウレタンが挟まれて天井板に接着されているのですが、このウレタンが経年劣化でボロボロになり、天井板から生地が剥がれてしまうのです。

全て生地を取り外し、劣化したウレタンを取り除いたら再度、慎重に天井板に貼り付け直します。

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皺のない天井は気持ちの良いものです。

今回はシートの張替えもオーダーいただきました。しかも、T山 様の拘りに溢れた仕様です。

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張り替える前のシートはこのような状態でした。運転席の一部には張り替えられた形跡があるものの、全体的に汚れと痛みが目立つシートです。

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座面のウレタンも劣化して薄くなっています。

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乗降を繰り返すことによってアルカンターラは表面が傷んでしまっています。このまま使用し続けると最後には生地が破れてしまいます。

折角リセットしたデルタにこのシートをこのまま取り付ける気持ちにはなれないでしょう。

今回頂いたオーダーはシート全体の生地を張り替えるものでしたが、これからの劣化のことも考慮し、座面センター部はオリジナルと同様にアルカンターラにパンチング(穴開け)を行い、斜めにステッチを入れて張り替えました。

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その際に劣化したウレタンも補修し、座り心地も改善いたしました。

一方で乗降の際に擦り切れて痛んでしまう両サイドは本革で張り替えることになりました。

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さらにアクセントとしてステッチを赤とすることになりました。T山 様のちょっとした遊び心が光っています。

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背面はオリジナルと同様にアルカンターラで張替えました。

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出来上がりの全体です。アルカンターラと本革のコンビネーションシートです。ぐっと高級感が増すと同時に耐久性も向上するチョイスです。

いよいよコーティングや室内クリーニングを施し、納車前の準備に入ります。

クイックトレーディングサービス部
  1. 2013/08/10(土) 19:00:01|
  2. LANCIA DELTAリセットカー




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