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QUICK TRADING/Factory News

2010/10/26【LANCIA DELTA EVO-Ⅱ】
東京都 K賀谷様 エンジンオーバーホール進行中

ご入庫いただいておりますLANCIA DELTA EVO-Ⅱエンジンオーバーホールの進行状況をお知らせ致します。
新車から永きにわたってお乗り頂き、ついに15年も可愛がって頂きました、そして走行距離もついに150.000kmに達しました!!これはガレージの置き物では無く本当に実用車としてお乗り頂けた証拠です。
DELTAは壊れてばかりで全く実用性が無いと良く聞かれる言葉ですが!それはDELTAの実力を全く解かっていないか、日頃のメンテナンスをしないか、メンテ無しで乗れると勘違いしている方ではないでしょうか?
きちっとしたメンテナンスを行えば1年で10.000km 15年で150.000kmこれはDELTAに限らず問題なく走破できる走行距離なのです。

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エンジン及びミッションを車台より降ろした状態となります。

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走行距離 150.0000kmはLANCIA DELTAと致しましてはかなり走られている走行距離と思われますが。
エンジン内部は走行距離のわりには、さほど悪い状況では無いと思われます。勿論、走行距離が伸びれば当然機械的に消耗する部分は必ずあります。しかしながら、エンジンを構成している、エンジンブロック、クランクシャフト、コンロッドなどの主要部品は全く問題ないと判断いたしました。
これは、日頃のメンテナンスを的確に行っているかいないかで大きく変わってきます。
2年事の車検や12ヶ月事の点検でお水(LLC)やオイルをキチット替えているかどうか?こうしてエンジンを分解してみると、たちどころに解かってしまうのです。

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今回一番もんだいになったコンプレッションの低下はピストンリングが消耗しての現象やヘッドガスケットから若干の吹き抜けなどが原因と思われます。
また、燃焼室、バルブなどにかなりのカーボンが付着しており、バルブガイドなどもかなり消耗しておりました。
当然バルブガイドなどは新品を製作して全て交換いたしました。

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エンジン本体をボディーから切り離すと、普段目にすることが困難な部分が良く見えてきます。
今回も同様にエンジンのオーバーホールでご入庫頂きましたが、この時でないと出来ない作業があるのでボディ側に残された補助装置の点検を良くいたしました結果、パワステアリングのラック本体からのオイル漏れが発見いたしました。
放置すれば、後、数ヶ月の寿命でした、当然取り外してリビルト致します。

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既にエンジン本体はブロックだけになり、校正をかけてブロック本体の歪や変形が無い事をチェックしてヘッドの当たり面を調整します。
引続きエンジンのオーバーホールを進めてまいります状況を次回報告させて頂きます。

Quick サービス部
  1. 2010/10/26(火) 21:50:01|
  2. LANCIA




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