QUICK TRADING/Factory News

2013/7/31 LANCIA Delta Evo-II (リセット)
宮城県仙台市T山さま LANCIA DELTA EVO-Ⅱ

デルタを現代の日本の道路で快適に走らせるためには、熱対策が一番重要となります。

DSC04484_20130731175748e19.jpg

ラジエーターは放熱効率の良いアルミ製に変更します。

DSC04486_20130731175750fbe.jpg

ファンそのものの容量はアップしませんが、放熱効果が高まりオーバーヒートの心配がなくなります。

DSC04487_201307311757523a7.jpg

デルタの全面には様々な冷却ユニットがぎっしりと取り付けられていきます。

DSC04491_201307311757537a2.jpg

最終的にはラジエーターの前面にはエアコンのコンデンサーが立ちはだかり、その下にはオイルクーラーが取り付けられ、ラジエーターの横にはターボチャージャーのインタークーラーが取り付けられます。
このように配置的にはもはや何も入り込む余地がなくなってしまいます。
フロントからの風は全て、これらの冷却ユニットが受け止めるため、エンジンルームの放熱はボンネットのルーバーに頼るしかないことが良く分かります。
エボリューションモデルの放熱ルーバーは飾りではないのです。

DSC04496.jpg

ターボホースもエンジンルームの熱に晒されるため、シリコン製に交換します。

DSC04498.jpg

プラグホールカバーも綺麗に塗装し直せば、エンジンルームが新車のように蘇ります。

DSC04500.jpg

がらんどうだったエンジンルームに全ての機器を取り付けると、このようにびっしりと隙間なく詰め込まれているのが良く分かります。

リセット作業では通常のメンテナンスとは異なり、全ての機器を取り外しますので、効率良く再取り付けができるのですが、これが部分ASSYの交換作業になると、周囲の余計なものまで取り外さなければならず、整備効率の悪いことこの上ありません。

ようやく基本リセット作業は完了しました。これからオプションでご用命いただいているオーディオ類の取り付けなどに入ります。

ようやく完成形が見えてきました。

クイックトレーディングサービス部
  1. 2013/07/31(水) 19:00:35|
  2. LANCIA DELTAリセットカー

2013/7/30 LANCIA Thema Wagon 3.0V6
東京都東久留米市H本さま LANCIA Thema Wagon 3.0V6

DSC04495.jpg

めっきり見ることの少なくなったThema Wagonのコンディションチェックをご用命いただきました。
ご承知のように、Thema Wagon 3.0V6はジゥジアーロデザインのテーマにアルファ・ロメオのV6エンジンを搭載し、ワゴン化のリデザインはピニンファリーナが担当したという、イタリア自動車のエッセンスが凝縮されたクルマです。

DSC04494.jpg

ジゥジアーロがデザインしたボクシーなセダンボディに後から荷室を付け足したのですが、さすがピニンファリーナで最初からデザインされたとしか思えない仕上がりです。

DSC04493.jpg

テーマのトランクスペースも充分な広さを持っていたのですが、その使い勝手がワゴン化されたことによりさらに良くなり、同サイズのワゴンの中では一二を争う広さを確保しています。

しかし、製造からすでに20年近くが経過しており、安心してお乗りいただくにはメンテナンスが欠かせません。

DSC04488.jpg

中古車として6月に購入され、クルマの状態を調べて欲しいとのご依頼で、コンディションチェックをさせていただきました。年式と走行距離なりの経年劣化や消耗は見受けられますが、特に大きな問題もなく、こまめなメンテナンスを行っていただければ、大きなトラブルなくお乗りいただけるのではないかと思います。

ご指摘のあった冷却液警告灯の点灯ですが、センサーのコネクターの接触不良が原因でした。接点がご覧のように腐食しており、それが原因で導通不良を起こしていました。

DSC04489.jpg

経年劣化による導通不良はデルタを含め、ある程度製造から年月が経ったクルマには良く見られることではありますが、それが重大なトラブルにならないように今後のメンテナンスでチェックさせていただければと思います。

クイックトレーディングサービス部
  1. 2013/07/30(火) 19:00:48|
  2. LANCIA

2013/7/30 LANCIA Delta Evo-II (リセット)
宮城県仙台市T山さま LANCIA DELTA EVO-Ⅱ

エンジンルームに再びエンジンブロックを搭載します。

DSC04440.jpg

これからエンジンルームに補機類を搭載し組み立てて行きます。

DSC04439.jpg

オルタネーターも交換し、新しいものを取り付けます。

DSC04441.jpg

ブレーキマスターシリンダーも新品に交換です。

DSC04445.jpg

クロメートメッキ処理を施した配管類を取り付けていきます。

DSC04455.jpg

エンジンヘッドはタペットシムを用いて調整しながら組み立てます。

DSC04457.jpg

組みあがったエンジンヘッドをエンジンブロックに合体させます。

DSC04459.jpg

これでピストンも見納めです。

DSC04462.jpg

エンジンブロックとヘッドを合体しました。ようやくエンジン全体が形になってきました。

DSC04460.jpg

この段階でタイミングベルトも張っておきます。

DSC04464.jpg

同時に組み込むウォーターポンプも交換するのですが、ご覧のようにウォーターポンプはラジエーター液の管理が悪いと錆び水で汚れてしまいます。

DSC04466.jpg

これではポンプは正常に機能しません。

DSC04471.jpg

ターボユニットは今回、スペシャルオーダーでEvo-I用のものを取り付けることとなりました。

DSC04472_20130730180837a3c.jpg

デルタはEvo-IとEvo-IIでは搭載されるターボチャージャーが異なっています。Evo-Iのもののほうがタービン径が大きく、より低回転から過給が始まります。

DSC04477.jpg

このようにEvo-IIにEvo-I用のタービンを取り付けることにより、エンジンマネジメントはより進化したEvo-IIでありながら、過給はより過激なEvo-I仕様とすることができるのです。

DSC04481.jpg

オリジナルはゴム製の配管類は熱対策と耐久性を向上させるためにシリコン製に交換します。

DSC04468.jpg

写真のようにゴム製のパイプは劣化すると膨れ上がってしまい、継ぎ目が開いて漏れ出してしまうのです。

DSC04479.jpg

エンジンヘッドはブラスト処理を行い、再び耐熱結晶塗装を行います。

引き続きエンジンルームの組み立て作業を行います。

クイックトレーディングサービス部


  1. 2013/07/30(火) 19:00:02|
  2. LANCIA DELTAリセットカー

2013/7/26 LANCIA Delta Evo-II (リセット)
宮城県仙台市T山さま LANCIA DELTA EVO-Ⅱ

デルタに多いトラブルの一つが燃料系のものです。燃料ポンプは写真のようにカバーガスケットと呼ばれるゴム製の燃料ポンプ本体のカバーが劣化してボロボロになっています。

DSC04424.jpg

DSC04425.jpg

燃料ポンプ本体を取り外すとその中はゴミが溜まっています。これではフィルターの目詰まりを起こしてしまいます。

DSC04426.jpg

これが燃料ポンプ本体です。燃料ポンプは部品としてはASSYでしか供給されず、しかも欠品ですので、こうして分解し、ポンプ本体を新品に交換します。

DSC04427.jpg

さらにカバーガスケットはゴム製から金属製に交換することにより、劣化の心配がなくなります。

DSC04428.jpg

燃料ポンプを取り付ける燃料タンクもトラブルの要因があります。それはタンクナットで、オリジナルは樹脂製のために劣化するとそこかタンク内の空気が漏れ出してしまうのです。タンク内は気化した燃料が充満していますので、室内にガソリン臭がしてしまいます。

このタンクナットを金属製のものに交換することにより同じく劣化の問題から開放することができます。

DSC04429.jpg

続いて、ヒーターボックスのオーバーホールです。ヒーターボックスにはヒーターコアと呼ばれる冷却水を利用したヒーターと、エアコンのエバポレーター、そして室内に風を送るブロワーモーターが収納されています。
これらの部品を分解し、洗浄するのですが、さらにこのヒーターボックス内を徹底的に洗浄します。

中古車を購入された際に前オーナーが室内で喫煙されていたりすると、どんなに洗浄しても煙草臭が残ってしまったり、何となくカビ臭い匂いがするといった経験をされた方も多いと思います。
いつの間にか慣れてしまうのかも知れませんが、その原因はヒーターボックス内のカビや埃で、これらは外から洗浄することは不可能です。

DSC04436.jpg

DSC04430.jpg

リセット作業ではこのヒーターボックスを分解し、徹底的に洗浄します。

DSC04431.jpg

洗浄前の内部はこのような状態です。

DSC04432.jpg

DSC04433.jpg

これが匂いの原因で、風量を上げるとこれらのカビや埃が室内に吹き出して来るのです。

DSC04438.jpg

内部を洗浄し、再度組み立てたヒーターボックスです。これでもう中古車特有の匂いとは無縁となります。
経年劣化で冷却水漏れを起こすヒーターコックも新品に交換しておきます。

これでエンジンルームに搭載するパーツの準備は整いました。いよいよエンジンブロックをエンジンルームに搭載し、補器類を取り付けていきます。

クイックトレーディングサービス部
  1. 2013/07/26(金) 19:00:30|
  2. LANCIA DELTAリセットカー

2013/7/23 LANCIA Delta Evo-II (リセット)
宮城県仙台市T山さま LANCIA DELTA EVO-Ⅱ

ミッションのオーバーホールを行っています。

DSC04356.jpg

ミッションケースを外し、ミッションを露出させるところから始まります。

DSC04357.jpg

まずは全て分解し、洗浄を行います。

DSC04360.jpg

DSC04361.jpg

各ギアやシンクロは磨耗チェックを行い、問題がある部品は交換することとなります。

DSC04364.jpg

そして、再度組み上げていきます。

DSC04366.jpg

DSC04367.jpg

DSC04368.jpg

組み上げが終了したら、ミッションケースに納めて再びエンジンに取り付けます。

これからエンジンの搭載作業を行いますが、並行して燃料タンクのオーバーホールも行わねばなりません。

クイックトレーディングサービス部
  1. 2013/07/23(火) 19:00:43|
  2. LANCIA DELTAリセットカー

2013/7/10 LANCIA DELTA EVO-Ⅱ (リセット)
宮城県仙台市T山さま LANCIA DELTA EVO-Ⅱ

引き続き組み立てを進めていきます。

DSC04250.jpg

DSC04252.jpg

DSC04253.jpg

ご覧のようにドライブシャフトは走行すると必ずと言って良いほど劣化する部分で、仮に走行しなくてもゴムブーツは経年劣化で傷んでしまう箇所です。

ドライブシャフトはベアリングを交換し、ブーツ類も全て交換します。

DSC04255.jpg

サスペンスションのアーム類はブラスト処理→再塗装→ブッシュ交換を行った後に仮組み付けを行います。

DSC04256.jpg

最終的にはリセットオプションでご用命いただいておりますショックアブソーバーを交換した後、アライメント調整する前に本組み立てを行います。足回りを仮組みしておくのは、この後のリセット工程で車体を移動しやすくするためです。

DSC04289.jpg

エンジンブロックのオーバーホールですが、ミッションケースを分離したら、まずはクランクシャフトを分解し、エンジンブロックを単体にし、徹底的に洗浄を行います。

DSC04295.jpg

DSC04296.jpg

分解したミッションケースも洗浄し、ミッションのオーバーホールに備えます。

DSC04298.jpg

エンジンブロック周辺の部品は全て分解し、オーバーホールを行います。

DSC04311.jpg

洗浄が終わったらエンジンブロックを塗装し、クランクシャフトを組み付けていきます。

DSC04309.jpg

クランクシャフトのメタルは全て交換します。

DSC04308.jpg

組みつけに際してはギャップを測定しながら組み上げていきます。

DSC04312.jpg

DSC04310.jpg

DSC04313.jpg

今度はひっくり返してシリンダー側です。

DSC04314.jpg

DSC04316.jpg

シリンダーも各気筒を測定しながらピストンリングをピストンに組み付けていきます。

DSC04317.jpg

DSC04324.jpg

バランサーシャフトのシールも交換し、エンジンブロックは見違えるようになりました。

DSC04329.jpg

各ベルト類も新しいものに交換し、最終調整に備えます。

クイックトレーディングサービス部
  1. 2013/07/10(水) 19:00:48|
  2. LANCIA DELTAリセットカー

2013/7/7 LANCIA STRATOS
東京都福生市S藤さま LANCIA STRATOS 

DSC04293.jpg

今回は車検とエンジン関連のメンテナンスでご入庫いただきました LANCIA STRATOS CAE ベストコンディションになりますようメンテナンス作業を行わせて頂きます。

DSC04257.jpg

2年に一度の車検も無事にパスして、今回のメイン整備であるエンジンのメンテ作業を重点的に行いました。

DSC04263.jpg
エンジンはタイミングベルトの交換をメインに作業を進めさせて頂き、水回りのリペア作業もあわせて作業致しました。これから夏本番です、水温の管理は重要な事になります。今回のメンテナンスでこの夏も安心して乗り切れると思っております。


DSC04268.jpg

DSC04269.jpg

ウォーターポンプは若干ですが水漏れを起こしていましたので、交換時期としてはベストなタイミングでした。

DSC04270.jpg

DSC04271.jpg

これらの部品は既に廃盤でメーカー供給が無くなっており日本国内では入手が難しくなって来ておりますが、クイックトレーディングは海外のネットワークをフル活用しメンテ作業に支障が無いよう万全の体制をお約束しておりますのでご安心下さい。

DSC04274.jpg

タイミングベルトそしてベルトテンショナーも経年劣化で痛んでおりました、交換を決断されて良かったと思っております。

DSC04273.jpg

DSC04276.jpg

カムカバーガスケット及びプラグホールガスケットも交換いたしました。
エンジン調整も一通り行い、ご指示頂いておりました、高速走行時のハンドリングにつきまして、テスト走行を行いました。
今回の高速テストは、いつもの外環で行いました。高速走行のテストコース?としては最適でありファクトリーからも至近距離にあるため高速テストにはいつも同じコース同じ走行の方法で行っております。結果、同一条件での比較がしやすく相応の結果が適正に得られ易い事となります。

足回りのチェックも含め交換後のエンジンはこれまでとは随分印象が変わり、スムーズな吹け上がりと適正なハンドリングになりました、きっと喜んでいただけると思っております。

クイックトレーディングサービス部

  1. 2013/07/07(日) 19:00:39|
  2. LANCIA

2013/7/7 ALFAROMEO ALFA75 3.0V6 QV
東京都港区T馬さま ALFA ROMEO 75 3.0V6 QV

ようやくクリーニングが完了したシート生地を張り直しました。
シートのウレタンクッションには様々な材料を使用して補修を行ったのですが、シート全体の厚みを殆ど変えずに補修しましたので、問題なく生地を張ることができました。

DSC04282.jpg

ウレタンが劣化してたるんでいた運転席シート座面もご覧のように皺なく張られています。

DSC04283.jpg

写真ではお伝えしにくいのですが、シート生地はリンスを行い起毛処理をしたことにより手触りも良く、生地の風合いが復活しています。

DSC04286.jpg

ヘッドレストも写真のように汚れが落ちてすっきりとしました。

DSC04287.jpg

オリジナルのシートを大切にされる方にはお勧めできるリフレッシュプランだと思います。

クイックトレーディングサービス部
  1. 2013/07/07(日) 17:22:23|
  2. ALFA ROMEO

2013/7/3 LANCIA DELTA EVO-Ⅱ (リセット)
宮城県仙台市T山さま LANCIA DELTA EVO-Ⅱ

DSC04224.jpg

引き続き足回りの組み立て準備を行っています。この工程では分解した部品のチェックを行った後、ブラスト処理を行って錆を除去し、防錆のための再塗装を行い部品を組み立てられる状態にします。

DSC04209.jpg

こうしたアーム類は最も錆び易いパーツと言えます。またブッシュ類は確実に傷んでいますので全て交換となります。

DSC04219.jpg

永年、衝撃を受け止めてきたゴムブッシュはこのように劣化して裂けてしまっています。

DSC04226.jpg

ナックルもこのように錆びてしまっています。

DSC04218.jpg

これらのパーツはブラスト処理されて表面の錆を落とします。

DSC04227.jpg

DSC04228.jpg

処理前のパーツと比べてみると一目瞭然です。

DSC04231.jpg

DSC04232.jpg

ブラスト処理は錆を完全に落とさなければ、その後、どんなに防錆処理をしても効果がなくなってしまいます。

DSC04243.jpg

こうして処理が終わると防錆処理を行い、再塗装します。

DSC04249.jpg

再塗装が終わるとベアリングを打ち込んでおきます。

DSC04241.jpg

リアデフのケースも錆び易いパーツですので、徹底して防錆処理を行います。

DSC04244.jpg

そして塗装をすると・・・、

DSC04247.jpg

DSC04248.jpg

見違えるようになります。処理前はこんな状態でした。

DSC04173_20130703174840.jpg

リセット作業ではこうした処理を行うことにより、単に新品パーツに交換するよりも、より錆びに強いパーツに生まれ変わります。

地道ではありますが、組み立て準備のためにこうした作業はまだまだ続きます。

クイックトレーディングサービス部
  1. 2013/07/03(水) 19:00:21|
  2. LANCIA DELTAリセットカー




| ホーム |