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2011/07/20【LANCIA Stratos】-V |
ここまで到達致しました!完成までもう少し!! 修整、製作が一番大変だったリヤカウルがやっとフレーム修整が終わったボディーに装着され、遂に塗装作業となりました。 長い道のりでしたが沢山のスペシャリストに助けられてからこそなし得た結果です。オリジナルのカウルより数段精度が高く、使用したFRPの材料も最新の物を使用しました。30年前FRP樹脂に比べて、現在の材料は格段に優れています、例えば今回使用した耐熱樹脂は熱変形に対して非常に優れて特性をしめして、かなりの温度まで熱変形が起こり易くいようになっています。 また、樹脂と一緒に張り込むガラス繊維の強度も30年以上前の物とは桁違いに優れた製品になっています。 コストさえ気にしなければ炭素繊維なども使用できます、今回ANAが世界で始めて導入する(Boeing 787 Dreamliner)に使用されている炭素繊維は鉄板の数倍もの強度があり重さは6分の1程度の軽量だそうです。 こんな素材でもう一度ストラトスを作ってみたい衝動にかられます。 最終の接合に関するクリアランス調整が終了後、FRPの製品に塗装の密着性をよくし仕上がりの良さを左右する下地塗装から入ります。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 下地塗装を何度も塗りながら細かい凹凸を修整し、ボディー表面の滑らかさを追及していきます。これは熟練した職人さんが永年の経験を頼りに進めますが!!!正に神業です。 下地が仕上がったら本番の塗装に入ります、まず白色、そしてグリーンを重ねます。 出来上がりはまるで新車のような輝きです。 ![]() ![]() ![]() ![]() こうして、塗装から仕上がったボディーがやっとQuickのショールームに戻ってきました!ここまでに2年近い歳月がかかってしまいました。 最後の仕上げです!! デカールはこの道のプロフェッショナルであり名の知られたステッカー製作会社に依頼してスケールモデルや写真からマスターを起こして頂、それをコンピュター処理して出来たものです。 ワークスの車輌が当時着装していた物を忠実に再現できました。 お願いしたワークショップの担当者の方もストラトスの実車をみて奮起して頑張って頂きました。 Alitaliaの文字もバッチリです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 長かった!本当に長かったです、ここ迄の道のりは! 事故が起ってQuickに運ばれ、最初に車輌を見た時は正直これは無理と思いましたが!!オーナーの熱過ぎる熱い思いに負けて、この2年近い奮闘となった次第です。 これから実走行テスト、エンジン調整を経て待望の納車となります。 あと、数週間!!お待ち下さい。 Quick Trading サービス部 スポンサーサイト
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