QUICK TRADING/Factory News

2011/05/15【LANCIA DELTA EVO-I】
千葉県 D門様 LANCIA DELTA EVO-Ⅰターボ不良修理でご入庫頂きました。

加給圧が正常にかからずご入庫頂きました、D門さまのLANCIA DELTA です。
原因の調査からはじまりました、何故加給が正常に掛からないか?走行チェックをはじめパワーユニットの問題なのか?補器類の問題なのか見極めるために何度となく走行テストを繰り返し、出た結論は”加給機本体(ターボチャージャー)”に問題があると結論を出し、しかるべき作業に取り掛かりました。

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ターボチャージャー本体を確認する為には大変な補助作業が必要となります。
ボンネット、フロントバンパーをはじめ、ラジエター、ラジエターFAN、クラーコンデンサーなどの大掛かりな部品を取外し、やっとエキゾーストマニーホルドに装着されているターボチャージャー本体が現れます!

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このLANCIA DELTA はオーナーがイタリア在住の時に現地で買い求めて現地で存分に使用した後に日本へ個人輸入した車輌なので、ボディーカラーも純正色のグリーンなのですが、日本には正規導入されていなかった色なので大変珍しいボディーカラーとなっていて、おそらく日本にはこの1台しか存在しないかもしれない貴重な車種と思われます。
勿論オーナーはこのボディー色も含め思い出深いイタリアでの生活が如実に感じられるこのDELTAを心から大切にしておられます。
しかし、大切さは、ただピカピカに磨いて眺めてる軟弱な愛情では無くサーキットも走らせて極限までドライビングを車と一体で楽しむそんなパートナーシップで大切にしているDELTAです。

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走行距離メーターは既に160.000kmを越えています。現地での走行距離をあわせれば200.000kmは軽く突破していると思われます。
一般にDELTAは、走行距離は長く走れない、壊れてとてもじゃないが長距離など使用出来ないなど色々バカげた風評が飛び交っていますが、決してそのような事はありません、走行すれば消耗品は当然消耗します、メンテナンス無しでは有り得ませんが、クオリティーの高い的確なメンテナンスをすれば何万kmでも使用が可能なのです。DSC_2159.jpg

そろそろオイル漏れや錆が出てきました。
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問題のタービン本体です。
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加給圧をコントロールするアクチュレーターが破損していました。
正常な物との比較です。

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エンジンブロック部分がむき出しとなり、コンディションのチェックが出来ます。
やはり200.000km以上走破したエンジンです、そろそろオーバーホールをしてあげたいですね!

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作業は順調に進んでおります、ご安心下さい。

Quick サービス部
  1. 2011/05/15(日) 16:27:47|
  2. LANCIA




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