2011/03/27【LANCIA DELTA RESET CAR】 |
千葉県H瀬さま LANCIA DELTA リセットカー納車 まだ夏の残暑が厳しかった昨年9月にQUICKに来社頂きDELTAリセットカーをご注文頂きましたH瀬さま、大変長いお時間を頂きましたが本日納車させて頂きました。 お時間を頂く事も苦にせず、遠路から何度となくQUICKに足を運んで頂、ありがとうございました。 お待ち頂いただけの仕上がりと自負しております。今回はボディーのオールペイントも含めホイールのカラーリングまでご自身のオリジナリティーにこだわった仕上げで、完全ノーマル仕様とは少し違った個性でのリセットカーとなりましたが、その分オーナー好みのカスタムメイドとなり満足度は格段の違いと思われます。 おりしも、3月11日に起った“東北地方太平洋沖地震”の影響で一時は納車日がどうなるかも解からない状況になりましたが、本日無事に納車させて頂きました事は大変嬉しく思うと同時に数多くの納車に関わらせて頂きましたが、忘れる事の出来ない納車となりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最初の出会いはリセット前のDELTAでした、外装のペイントは完全オリジナルがゆえに15年以上の風雪に耐えてきた結果、色は変色し表面のクリアーは剥げて光沢が無くなって、本来の輝きを無くしていましたが、内装やエンジンなどDELTAとしての基本動力性能に関する部分はワンオーナーであった為か、新車からかなり過保護に育てられた経緯で非常に良い状態でした。 普通、中古車探しはどうしても外見ばかりに目が行ってしまいがちですが、、、外見をリペアする事はいとも簡単なのです。どうしても一般人(アマチュア)の方はこの傾向が大多数です、したがって販売する業者(プロ)はこの心理を良く心得ていて、それこそ外見の見栄えに全力を挙げます。見事その作戦に乗ってしまうと肝心な自動車の三要素“走る、止まる、曲がる”がおろそかとなり結果、期待していた車とはかけ離れた物を手にする結果となってしまうのです。 逆に、15年20年経った状態をありのままに見る事が出来れば、その車の素性その物を理解し本来の姿がわかり納得した上で購入する事が一番手堅い購入方法なのですが!!! 20年も使用した車輌が新車のような状態だったら?まず再塗装など手を入れています。 本当に20年も輝きを失わない車もありますが本当に稀です、そのような車は一般の中古車市場などには出回る事は皆無です。殆どがその車輌のオーナーを取巻くお友達の間で売買が成立してしまい、一般の市場にわざわざ叩き売る必要性が無いからです。 ![]() ![]() ![]() ボディーの再塗装も色々です、簡単な見栄えだけを良くする為ならば、30~40万でも出来てしまいます。 しかし本当に20年近く経った車を再塗装するならば、そんな簡単な訳にはいかないはずです。 20年近く時間が経過すればパワートレインばかりでなくボディーもやはり経年劣化してきます。本当の意味で再塗装するならば、塗料で隠れた本来の鉄板の部分がどうなっているかを見極める必要がありますが、これは大変な作業となります。 一般的に塗料を鉄板から剥離する為の特殊な剥離材を使用してボディーを一旦、本来の素材である鉄板の状態にします。 この状態にしてはじめて、腐食や接合されている溶接部分などの状態や強度など細かなチェックができるのです。 こうしてボディーの点検を終えますが、この状態での鉄板は空気中の水分で簡単に錆びてしまいます、まず防錆材を万遍なく丁寧に処理する事からボディーのリペアは始まります。 防錆材の良し悪しでその上に塗る本来の塗料との相性が決まります、当然最終の仕上がりを左右してきますので全ての処理が大切になってきます。 こうして完璧な再塗装をされた車は新車以上の耐久性と防錆処理が可能となります。 ちなみに、Quickが信頼をおいてお願いしている提携の板金工場である“わたびき”さんに、この一連の作業をお願いすると一般的にコスト的は100~150万位掛かります。 今回のH瀬さまはこの作業を経てボディーの再塗装をさせて頂きました。又、ホイールはコレッツオーネと同様のガンメタがご希望だったので、これもホイールリペア時に専用の塗装を施して頂きました。 エンジン、ミッション、クラッチ、デフなどのパワートレンをはじめ、足回り、ステアリングブレーキなどQuickが定めるリセットカー基準に基ずきリセット作業を施工させて頂きました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() これから末永く可愛がっていただきますよう宜しくおねがいいたします。 ![]() 今回起きた出来事は、我々Quickのタッフも色々考えさせられました。 我々はいま何をしなくてはいけないのか、何を協力していけば良いのか、何ができるのか、 まだ、取組みは始まったばかりですが、自分たちの日常を日々しっかりとやっていく事が今は大事にすべき事と思い頑張っていく事をスタッフ一同改めて再確認いたしました。 震災の被害の皆様には心よりお見舞い申しあげます。 今後とも宜しくお願い致します。 Quick Trading スタッフ一同 |
2011/03/23【LANCIA DELTA RESET】 |
山口県宇部市 M脇様 フルリセット作業(NO-05) 山口県から遠路ご入庫頂いております。LANCIA DELTA ブルーラゴス の作業報告NO-05となります。 エンジンなどの動力部分のリセット作業が進むにつれて他のボディー部分やパワートレインに付随する部分もエンジンをセットアップする前に整えておかなくてはいけません。 この作業過程でもさまざまな問題や注意点があります今回はこのご報告となっております。 リヤデフを支えリヤの足回りの要であるリヤ サブフレームです、永年の過酷な使用状況で錆などが出始めて状況でしたが!!!滑り込みセーーーフでした、まだまだ大丈夫、この段階で一度サウンドブラスト処理をして錆や古い塗装などを全て取り除きます。 ![]() ![]() そして金属がむき出しにした状態からまず、防錆塗料を丁寧にぬります、金属部分が絶対に露出しないように特に注意します。 完全に防錆塗料が乾き溶剤分(シンナー)が乾いたら、本来の塗装を施します。 本来の状態にもどりました。 ![]() ミッションは勿論フルオーバーホールとなります。 全てを分解して各部の磨耗やベリングの状態、そして一番肝心なギアの磨耗点検、シンクロの状態など綿密な計測と熟練したメカニックの目で一点一点、正常な状態か確かめます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ミッションを使用する時に一番気になるシフトアップ&シフトダウン時の作動状態、スムーズなシフトが出来なかったたり、異音がする時は大部分がこのシンクロがダメになっています。 交換や修整が必要かを判断するには、かなり高度なキャリアが必要となってきます。 ![]() ![]() ![]() 良く忘れがちな部品がこのエンジンマウントです!主要エンジンマウントは4ケ所あり、総重量で100kgを軽く超えるエンジン&ミッションの重量をたった4個のマウントで支えています。 ただ、支えるのではなく、エンジンの駆動トルクが掛かればトルクの力分だけ支える部分に応力が掛かります。非常に過酷な使用状況で酷使されているのですが、あまり気を使っているオーナーはいないようです? 今回のDELTAも画像から判断できますように新品のマウントと15年使用したマウントでは高さが15~20mmも圧縮されていました。 これでは本来のマウントの役目はしません。これだけマウントが沈み込むと色々と支障がでてきます、シフトリンケージにシフトシャフトが本来より低い位置で作動となる為、シフトチェンジがスムーズに行かなくなります。 また、ドライブシャフトやプロペラシャフトの位置関係も正常値と異なってくる為に走行上にも問題が出てDELTA本来の走りやフィーリングが出なくなってきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() センターデフのオイルシールですが既にメーカーが生産を終了してしまい、他のサードパーティーでも入手は出来ない部品となっております。 このシールは構造と規格が特殊な為、汎用タイプを国内、国外を含め探しましたが互換性のある物は生産されていませんでした。まさにLANCIA社がDELTAの設計に対して独自に規格したもので、このようなサイズと規格にしたのにはきっと深い考えと技術的なこだわりがあったものと思われます。 しかし、今となってはこの独創性が、あだとなって我々メカニックを困らせています。たった1つのオイルシールが無くても車は走れません、巷でよく言われる”困った時は中古部品”は通用しません、なぜなら、オイルシールは一度装着したら取り外すときは壊す以外に手立てはないのです、仮にうまく外れたとしても10年~20年センターシャフトが回り続ける部分に擦り続けたゴム製のシールがこれからも良い状態で保たれるはずもありません。 要するにこの部品も含めゴム製の部品はタイヤが良い例で、ある程度の期間を過ぎると使用してもしなくても、確実に劣化してくるのです。勿論この事はLANCIA DELTAに限らず全ての車に当てはまります。したがって、中古車でよく売りにしている走行距離が短いから程度が良いなどと言う根拠は無いと思われます。 このような状況を踏まえてQUICKではこのオイルシールをシールメーカーに特注して生産して頂きましたので、リセット作業には何ら支障がございませんのでご安心下さい。 リセット作業は単に作業が出来れば誰でも出来るという事ではありません、こうした部品の確保などの地道なフォローがあって、初めて可能となります。 ![]() ![]() ![]() ![]() 電装系のターミナルや配線もかなり痛んでいました、永年、大きな電流が流れて、ターミナル部分はどうしても接触抵抗が増えてしまい、結果、熱を持ち更に配線が焼けてしまうのです。 こうした状態の配線部分も全て作り直します。 ![]() ![]() クラッチ部分の要であるフライホイールも綺麗にリセットされて回転バランスも点検したのちエンジン本体に着装します。 更にクラッチディスク&カバーを取付て最後にオーバーホールを終えたミッション本体、センターデフを取付、エンジン本体の概要が出来上がってきました。 ![]() ![]() ![]() エンジン&ミッションを載せる作業はもう直ぐです。 Quick Trading サービス部 |
2011/03/08【LANCIA DELTA RESET】 |
山口県宇部市 M脇様 フルリセット作業(NO-04) 山口県から遠路ご入庫頂いております。LANCIA DELTA ブルーラゴス の作業報告NO-04となります。 いよいよリセット作業です、ボディからスタートしてエンジンなどの動力部分に進んでいく過程のご報告となっております。 いよいよリセットの開始です。 ![]() エンジンルーム、足回りや燃料タンクの取付られているボディー部分や、リヤサブフレームの取付部分などは、こうした補機類の部品を取り外さなければ、 モノコックのフレーム状態がどにようになっているかののチェックはできません。特に、リヤデフとリヤ足回りの動力部分を一手に支えているリヤメンバーフレームのボディーとの接合面は走行中の水や泥などが入り込み易く腐食が進んでいる場合がおおいのです。通常の視認チェックでは到底発見できないような問題点もこうしてサブフレーム自体を足回り事取り外せは、正に製造段階のフレーム状態になってしなうので確実なチェックができるのです。 燃料タンクの上部も全く同じ条件であり一度取り外して、車体フレームの腐食などのチェックを重点的に行います。 ![]() ![]() ![]() フレームや各ボディーの錆、腐食などのチェックの為にリヤ、サブフレームや燃料タンクを車体から取り外したら、当然、デフ、足回りの各リンク、ハブ自体もオーバーホルしてハブベアリングなどを交換して、全てをリセットします。 ![]() ![]() ![]() ![]() これは大変手間の掛かる作業となります。錆や固着した泥などをサウンドブラストで丁寧に落とし、金属部分だけの状態にして確認し易いような状態になった所で、亀裂やダメージが無いかを丹念に調べます。 問題があらば補修するか、補修不可能と判断さられば、他の部品と交換します。問題の無い場合はそのままオリジナルを防錆処理、再塗装し再び組みつけて使用します。 ![]() エンジンルームも勿論リセットの最重要箇所です。 但し、エンジンルームは補助装置、電装品、ブレーキなどの配管、ガソリン供給関連のフェールリンなどの重要なラインが集中しているので、最新の注意が必要です。配線1本、カプラーの接続1つでも間違ったり誤って接続不良などが起ってしまえばエンジンが掛からなくなってしまうばかりか破損の原因にもなりかねません。Quickは技術的に自信をもって作業に掛かっております、たとえエンジン部品がバラバラになろうと配線が車体から1本も無くなったとしても、完全に元通りに戻せる自信があるのです。一見、無造作に全てをバラバラにしているようですが、時術的に自信がなければこのような作業はできないばかりか無謀であり修復が不可能となってしまうのです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() エンジンルームには沢山の大切な補助機材が詰め込まれていますが、多くは専用のブラケットなどに固定されています、このブラケットも全て車体から取外し、防錆処理を施して再塗装しなおします。 また、エンジン&ミッションなどのユニットを車体から取り外さないと、点検や部品交換が出来ない機能部品については重点的にチェックします。 ![]() ![]() 特にパワーステアリングのラックなどはその取付構造上、ミッション&センターデフなどのパワートレンユニットを取り外さなければ、交換作業が物理的に出来ない為、通常リセット作業では交換となります。今回の車輌は、ラックブーツが切れて使用していた為に、パワステラックに砂塵がごみが入り込みラックシルンダーを傷つけてOIL漏れがあり完全に交換が必要な状態でした。 ![]() ![]() ![]() ![]() パワーステアリングは高圧のオイルをポンプでラックに送りその油圧で軽くステアできる構造なのです。この高圧のオイルを受け止めているのがラックのシリンダーに付属するシールなのですが、通常状態での使用はとても堅牢なのですが、今回のリセット車輌にようにブーツなどが破損して重要なシリンダーに砂塵などの細かい異物が入り込みシリンダー表面を傷つけてしまうと、油圧が高圧な為シールとの間からオイルが漏れ出します。 厄介な事は、このパワーステアリングは既にLANCIA社が部品供給を停止しており新品の部品が入手不可能な状態になっている事です。また、インポーターが正規輸入している時でもかなり高価(当時で¥280.000-)だった事もあり、通常エンジン、ミッション、デフ脱着工賃も含め、交換となるとこの単体作業でも合計¥400.000~¥500.000-にもなります。 LANCIA DELTA などの中古車を購入して、後日大きな問題になる箇所の一つです。 仮に中古車を購入したとして、良心的な中古車業者であれば保証中で運悪くこのようなオイル漏れが発生したらクレーム処理してくれるかもしれませんが大半はオイルシールなどは消耗品なのでクレーム対象外などとなってしまう可能性が大です、なぜなら、中古車1台を販売して幾らの利益があると思えるでしょうか?一回のクレーム処理で¥500.000-もの出費をしたら儲けなど有り得ない話になってしまいます。言い換えれば販売しない方が良かった位の話です。 リセット作業はコスト無視で考えられるはずも無く、逆にオーナーはコストにかなり厳しいのです。しかし、このような補助装置はエンジンなどが車体から切り離した状況であれば、殆どが部品代だけで交換できるのです、又、現状で使用できる状態だとしても製造から15年以上も経過している事考えれば、いつ(明日)壊れておかしく無い状態と思うのが順当です。したがってコストは掛かりますが交換とさせて頂きました。 そして、忘れてはいけないのが車を止める事の大事さ!そうですブレーキシステムです。 これも又、メーカーであるLANCIA社が部品製造終了の為、供給不可能となっているブレーキマスターのアッセンブリーシステムです。サーボと一対になってのアッセンブリーは入手困難な部品ですがリセットの為にQuickが秘蔵していた大切な部品を取付ました。 ![]() ![]() ![]() ![]() そして一番肝心なパワーユニット!!エンジンのリセット作業です。リセット前のかなり荒れた状態からのスタートでした、今回のエンジンはかなり頑固エンジンでしたが!お任せ下さいQUICKマジックで新品エンジンのように蘇ります。 説明はいりませんね、まるで新品のようなエンジンパーツに蘇りました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() さーエンジンもヘッド部分を除いて完成です、いよいよリセットされたボディーにエンジン&ミッションなどのパワートレインユニットを着装します。 続く! Quick Tradaing サービス部 |
2011/03/06【LANCIA DELTA RESET】 |
山口県宇部市 M脇様 フルリセット作業(NO-03) 山口県から遠路ご入庫頂いております。LANCIA DELTA ブルーラゴス の作業報告NO-03となります。 リセット作業に入り、まずはパワートレイン部分からのリセット作業状況のご報告です。 ![]() エンジン&ミッションをボディーから切り離し完全に分解してパーツの一点一点をチェックする作業からスタートしました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() エンジンの状態は永年の使用でかなり悪い状態になっていました、ヘッドはエンジンOILが洩れ放題でベタベタ、バルブはカーボンの積層状態、バルブシートやガイドはやはり磨耗が進みクリアラスが許容をとっくに超えていました、これは走行距離の問題では無くオイル管理の問題がかなりあると思われます。 ![]() ![]() ![]() ピストンはリングが弾性を失っているばかりで無く、燃焼室から吹きぬけたガスがピストンスカートまで覆いピストン側面にもカーボンやオイルの焼け付いた状態になっており、ピストン本来の金属色では無くまるで炭素棒のように真っ黒なピストンでした。 エンジンオイルやミッションオイルなどに関しては、色々な意見がありますが、ある程度の走行距離を経過してエンジンを分解してみると、一目瞭然、歴然と違いがわかります。QUICKではオイルの選定に関して、基本的にブランドや価格、果ては販売店の利益などでの選択は一切考えておりません。基本的に使用するエンジンとのマッチングを第一に考えて選定しています。良く、安いオイルを頻繁に変えれば良いなどと言う方がいますが、これは間違いと思われます、やはり安いだけの性能です、逆に高価であれば良いと言うのも間違いです。要はそのエンジンやミッションなどの使用する機材にマッチングした物を使用する事が絶対条件です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() LANCIA DELTAのエンジンはピストンクリアラス(ギャップ)が通常の水冷エンジンより大きくとっています、エンジン設計時のメーカーの考えたかで決まることですが、DELTAの場合ある程度、過酷な使用状況でもエンジンが焼け付いたり壊れたりしないように配慮しての方策と考えられます、その分エンジンオイルは過酷な条件を強いられます。 ピストン トップもやはりカービンが蓄積していました、このようにカーボンが積層状態で堆積すると燃焼にも悪い影響を及ぼします、最悪はスパークプラグに火花が飛んで正規のタイミングで燃焼着火できずカーボンが燃焼で焼かれてその熱で勝手に着火してしまう異常燃焼も起ってきます。 クランクシャフト、コンロッド、はてはオイルパンまでオイルが焼け付いた状態のまっ黒状態でした。 ![]() ![]() まず、パワートレインのリセットはこのような状態になってしまった物を、いかに新車時の状態に戻してあげられるかが大きな課題でした。 続く! Quick サービス部 |