QUICK TRADING/Factory News

2010/12/08【LANCIA DELTA RESET CAR】
東京都立川市 A山 様  リセットカー納車 


待望のこの日が来ました。

昨年(2009年12月)リセット前のこのLANCIA  DELTA をご覧いただき、購入を決めて頂きました。
リセット開始から約1年間近く、本当に長い間お待ち頂きありがとうございました。
ベースとなったLANCIA DELTA CORSE9 パールホワイトはQuick が新車で販売した車輌で2009年まで新車を購入して頂いたファーストオーナーが大事に大事にお乗り頂いていた車輌なのですが!!!不幸にして体調を崩されてCORSE9をお乗り頂けない状況となり断腸の思いでQuickがお引取させて頂きました。
新車時゙からのトータル走行距離は何と19.000kmしか走っていませんでした。
ファーストオーナーからは、当初からの希望で“引取価格などはどうでも良いので、大事に大事に乗り継いで頂ける方にお譲りしたい。どんなに大事に乗っていても既に製造から15年以上の歳月が経っている事を考えれば、ここで全てを一度リセットしなければ、本当のLANCIA DELTA CORSE9の素晴らしいパフォーマンスを持つ意味が無くなってしまうばかりか、この先何年もきちっとした正常な状態での性能が維持できない危機感もあり、フルリセットを希望できる方に是非お譲りしたい”そんなお言葉を頂、セカンドユーザーになって頂く方を探し始めた直後に!偶然!A山様がQuickにDELTAを探されに来社したタイミングとピッタリ一致したのです。正に中古車との出会いは、まるで何かに導かれてでもいるように偶然が重なる物なのです。
本当に自分が惚れ込んで、想像通りの物が手に入れられるかどうかは、こうした偶然と直感的な行動力で決まるのです。正に憧れの恋人に出会うような事でしょうか!
こした状況も踏まえQuickではフルリセットを開始させて頂いたのですが、、、当初6ヶ月間を予定していたリセット作業が、、、色々な諸事情で10ヶ月以上の月日が掛かってしまったのです。


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納車の日、新オーナーのA山様と教祖の2ショットです!!嬉しさ100万倍?思わず微笑みが



リセット作業のスタートです!!外見から一見見た限りでは、こんなに綺麗な車輌です、中古車市場に出せば、極上、ワンオーナー、走行距離、極少の極上車となり、販売価格も最高値が付く車輌です。

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走行距離20.000kmの車輌です!しかも販売した経緯もファーストオーナーの状況までもがはっきり解かる車輌です。
ボデーカラーも特注のパールホワイトは1年間もお持ち頂いて納車した貴重なお車でした。こんなUSEDカーなら中古車市場では極上ワンオーナー走行距離極少などとうたい、堂々と最高値のプライスか!価格応談などと、どこかのコマーシャルのように電卓片手にお客の顔色を見ながら値段交渉するような車輌かもしれません。
しかし、ここで気をつけなければならない一番肝心な事は、決してワンオーナーとか走行距離、また外見や内装などの見た目の綺麗さでその車輌の良し悪しなど考えてはいけないのです。一番肝心なパワートレインや走ることに一番必要な足回りやブレーキ、はては、パワーステアリングやミッション、デフなどの動力伝達装置がどれも正常に機能し最適な状態かどうかがその車輌の一番大きな事なのです。
外見、は塗装すれば新車以上になります、内装のシートは熟練したシート職人が丁重に張り替えればこれまた新車以上の状態にいとも簡単なってしまうのです。
15年も20年も年数が経っているのに走行距離が極端に少ない車輌は逆に要注意です。仮に今LANCIA DELTAが購入できると仮定して、自分が購入者として我々ディーラーに新車を発注し、1年間もまちに待って、やっと納車されたDELTAを全然乗らないなんて考えられますか?Quickで新車を販売した、ある方はエンジンなどの慣らし運転をすると言って東名高速を大阪まで往復3.000kmを3日間で送破したつわ者の方もいました。
それが15年も20年も経って10.000-kmとか20.000-kmはやはり何か事情があると考える事がごく普通だと思われます。
車輌に問題があってあまり乗らなかった、海外赴任などで乗る時間が無かった、せっかく購入したが自分のコンディションが悪く乗れなくなってしまったと!等々理由は色々あるとおもわれますが、ようするに、実際に可動していた時間が極端に少なかったことが逆に車には凄く悪影響が出てしまう事が多いのです。どんなに綺麗に思える車輌も経年劣化が起らないはずがありません!15年~20年です。分解してリセット作業を進めていけば、20.000kmの車輌も100.000kmの車輌も全く同じように年月による経年劣化は同じ状態です。
以下の画像は走行距離20.000-kmの実車状況です。

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足回りのブッシュも走行距離には関係無く一様にへたってきます、これは、ブッシュ自体がゴムでできている為にどうしても避けて通れない宿命です、自重の重さが1トン以上あるDELTAの車重は全てこのブッシュが支えています。車が走行しても、しなくてもドーンと1トンもの加重が掛かり続けます、結果ゴムの弾性が無くなって加重の掛かった方向が潰れて変形し、正常なアライメントが崩れてきます。これもまた、外見の綺麗さや走行距離と全く関係無く起る、経年劣化の一つです。

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こうして変形した古いブッシュを新しい素材のウレタンブッシュへと交換していきます。

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良く見逃すのがオルタネーターやスタートといったモーター部分ですが、どんなに外見が綺麗でもブラシの接触部分は腐食や汚れで接触抵抗が増え、発電量が低下したり、突然スターターが回らなくなったりするのです。
ちなみに純正のオルタネーターはマグネットマレリー製でメーカー最終のプライスが¥118.000-でした、しかもこのオルタネーターを通常の状態で交換するには大変な作業となります。物理的にエンジンからオルタネーター部分を車外に取り出すスペースが全く無いのです。最悪はエンジンを車台から降ろさないと交換ができないのです!

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各アーム類やブレケットなどは全て分解してブラスト処理を施し汚れや錆などを落とし、錆止め、そして塗装処理をします、手仕事で膨大な時間と根気が必要な作業です。
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これは、本当に怖いお話です!!燃料タンクをオーバーホールした時に遭遇した事ですが、、、、、
この車輌は走行距離20.000kmもみたない極上車のはずですが!!実は本当に15年~20年も年数が経っているのにも関わらずこの低走行距離であるならばこんな問題点も起るのです。
燃料(ガソリン)は何年経っても変質しないと思っていたら大間違いです、ガソリンは化石燃料です、したがって経年変化します、表現は難しいですが要する腐ってくるのです。
ましてや何ヶ月も何年も全く動かなかった場合には最悪です、腐った燃料が回りのゴムやパッキン果ては燃料タンク自体をもプラスティックの素材なのでそれぞれの素材を溶かししまい、解けたスラッジがタンクの底に沈殿しさらに固着してしまうのです。これは、簡単には除去できません、それこそ、タンクを交換するか、根気良く人海戦術で、スクレッパーなどを使って削り落とす以外に方法はありません。
見えない部分が、こんな状態になっているとも知らずに!低走行距離車だなんて思って、ルンルン気分で乗り出すと、このスラッジが燃料タンクの中に浮流してすぐさま燃料ポンプを詰まらせたり燃料ポンプが規定値の圧送ができなくなってエンジン不調の原因に直結するのです。
通常の走行で燃料タンク、満タンで約250km~300km走行できます。月にたった500km走行すれば燃料タンク1回は給油します、つまり燃料が入れ替わるのです。1年間で6.000km15年で90.000kmこれはごくごく普通に大事におのりになってもこの走行距離は妥当な距離です。逆に10.000kmとか20.000kmなどはやはり特別な事情が無い限り不自然かもしれません。

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ボディーのオールペイントも外注さんの”わたびき”さんより戻ってきました!
これからがパワートレインとの大事な結合です。
隣のDELTAもまたリセットカーです。丁度2台仲良く並んで作業待ちとなりました。


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オーナーが、あまりに時間が掛かるので待ちきれず、エンジンなどのセット作業中にも関わらず、ご自分でチョイスして楽しみにしていた、カーオーディオ/ナビゲーションシステム/ETCなどを持込されて!!!!
全ての作業が終了してからのセットアップと考えていたのですが!!オーナーの熱意に負けて、パワートレインのセット作業と同時にアクセサリーもセットいたしました。


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エンジン/ミッションなどのパワートレインなどのセットアップを終了していよいよ最後の仕上げであるテスト走行を無事に終了して待望の、納車日となりました!!
おめでとうございます!

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本当に長いお時間を頂、ありがとうございました。ただ、それだけの事はやりました、出来栄えを見ていただき、また、乗って、走って頂き、十分にご満足いただけたと思っております。
作業、途中にも、何度と無く足を運んで頂、それこそエンジンの内部やミッションの内部までご自身でご覧になり確かめていただけた事はなによりの信頼を確信できる事と思っております。
素晴らしい、このLANCIA DELTA CORSE9 を末永く大事におのり頂きます様よろしくお願い致します。

Quick Trading スタッフ一同
  1. 2010/12/08(水) 21:00:08|
  2. LANCIA DELTAリセットカー

2010/12/07【LANCIA イプシロン】
東京都台東区 G藤様 LANCIA イプシロン 車検整備でのご入庫

G藤様、ALFA ROMEO と共に大変気に入られて大切にお乗りいただいているますLANCIA イプシロン今回も、また車検にご入庫頂きました。通常のメンテナンスに早速取り掛かりましたが、何点か問題箇所が点検により発見されました。

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足回りのブッシュ関係がそろそろ交換時期となってきました、今回は何とかもたせるように工夫させて頂きますが是非交換をご検討下さい。

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更に大きな問題が発見されました、ガソリンタンクに挿入されています燃料ポンプのジョイント部分に亀裂が入っており、そこからガソリンが洩れておりました、この部分は燃料ポンプと一体になっている為、ポンプ部分アッセンブリーの交換が必要です。

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勿論、ガソリン漏れは大変危険です、特に燃料をポンプによって圧送している部分ななおで燃料に圧力が掛かっており早急に交換が必要です。パーツに関しては全力入手しておりますのでご安心下さい。
尚、ハイテンションコードも絶縁部分のラバーが経年劣化によりヒビが入り高圧がリークしておりました、この部分も特殊なレジスター入りの一体型プラグコードの為、純正以外の使用ができません、やはり交換を要しますので宜しくお願い致します。

今週のご出庫に何とか間に合わせるよう最大限の努力をさせてい頂きます、宜しくお願い致します。
Quick Trading サービス部
  1. 2010/12/08(水) 19:34:14|
  2. LANCIA

2010/12/05【ALFA ROMEO GTV 2.0TB】
東京都板橋区 N村 様
ALFA ROMEO GTV 2.0TB フロント足回り修理

首都高速道路を走行中、不幸にして落下物に乗り上げてしまい、足回りにダメージを受けてしまったALFA ROMEO GTV 2.0TBの修復作業で緊急入庫頂きました。 

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幸い二次的なクラッシュは避けられ、足回りの損傷だけで済んだのですが!!一歩間違えれば大変な状況になるとろでした。
ホイールのリブがこれほど曲がるとタイヤ内の空気は一瞬で抜けてしまう為、タイヤのバースト状態と同様になります。首都高速道路は2車線でもあり道幅に余裕は無く路肩イコール、コンクリートの側壁です。
直線、コーナー問わず、走行中にフロントタイヤがいきなりバーストすれば、驚嘆なステア変化が起ります、どんなにドライビングに自信がある方でも瞬間に対応する事はかなりの技量が必要です。サーキットなどでの走行中であればある程度の危険部分は想定内で走行しているのでいきなり起る変化にもある程度対応できますが、夜の首都高速でリラックスした状態での走行中いきなりのアクシデントは全く無防備な状態に近いのです。
大きなステア変化に対応できた事も素晴らしい事ですがやはり今回お乗りのALFA ROMEO GTV が持っている、基本的性能のポテンシャルが高い証明と言わざるおえません!重心位置の低さと走行安定性が抜群に良いからなので、これが、今どきのワンボックスカーどったら最悪、転倒クラッシュも十分ありえるお話でした。

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一番ダメージのあったフロント部分特に(R)側はやはりハブなどの部分に歪が出ておりました。
その他、ショック、ロアアームなどの各パーツも一度分解して破損や歪(曲がり)などのダメーギがないか入念にチェックいたしました。


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ボデー自体の板金修復も最小限で済みました、アライメントもコンピュイターアライメントテスターを使用して正確に調整しております。
今回、タイヤも新調して頂、アクシデント以前より走行フィーリングが確実に向上しております。
修復には若干のコストが掛かってしまいましたが、これだけのアクシデントで怪我も無く軽微な損傷で済んだ事はALFA ROMEO GTVにお乗りになっていたからで、、、良かったですね!

Quick Trading サービス部
  1. 2010/12/05(日) 10:20:15|
  2. ALFA ROMEO




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