QUICK TRADING/Factory News

2010/10/26【LANCIA DELTA EVO-Ⅱ】
東京都 K賀谷様 エンジンオーバーホール進行中

ご入庫いただいておりますLANCIA DELTA EVO-Ⅱエンジンオーバーホールの進行状況をお知らせ致します。
新車から永きにわたってお乗り頂き、ついに15年も可愛がって頂きました、そして走行距離もついに150.000kmに達しました!!これはガレージの置き物では無く本当に実用車としてお乗り頂けた証拠です。
DELTAは壊れてばかりで全く実用性が無いと良く聞かれる言葉ですが!それはDELTAの実力を全く解かっていないか、日頃のメンテナンスをしないか、メンテ無しで乗れると勘違いしている方ではないでしょうか?
きちっとしたメンテナンスを行えば1年で10.000km 15年で150.000kmこれはDELTAに限らず問題なく走破できる走行距離なのです。

DSC_0177.jpg

DSC_0180.jpg

DSC_0187.jpg

エンジン及びミッションを車台より降ろした状態となります。

DSC_0266.jpg

DSC_0264.jpg

走行距離 150.0000kmはLANCIA DELTAと致しましてはかなり走られている走行距離と思われますが。
エンジン内部は走行距離のわりには、さほど悪い状況では無いと思われます。勿論、走行距離が伸びれば当然機械的に消耗する部分は必ずあります。しかしながら、エンジンを構成している、エンジンブロック、クランクシャフト、コンロッドなどの主要部品は全く問題ないと判断いたしました。
これは、日頃のメンテナンスを的確に行っているかいないかで大きく変わってきます。
2年事の車検や12ヶ月事の点検でお水(LLC)やオイルをキチット替えているかどうか?こうしてエンジンを分解してみると、たちどころに解かってしまうのです。

DSC_0261.jpg

今回一番もんだいになったコンプレッションの低下はピストンリングが消耗しての現象やヘッドガスケットから若干の吹き抜けなどが原因と思われます。
また、燃焼室、バルブなどにかなりのカーボンが付着しており、バルブガイドなどもかなり消耗しておりました。
当然バルブガイドなどは新品を製作して全て交換いたしました。

DSC_0276.jpg

DSC_0268.jpg

エンジン本体をボディーから切り離すと、普段目にすることが困難な部分が良く見えてきます。
今回も同様にエンジンのオーバーホールでご入庫頂きましたが、この時でないと出来ない作業があるのでボディ側に残された補助装置の点検を良くいたしました結果、パワステアリングのラック本体からのオイル漏れが発見いたしました。
放置すれば、後、数ヶ月の寿命でした、当然取り外してリビルト致します。

DSC_0318.jpg

既にエンジン本体はブロックだけになり、校正をかけてブロック本体の歪や変形が無い事をチェックしてヘッドの当たり面を調整します。
引続きエンジンのオーバーホールを進めてまいります状況を次回報告させて頂きます。

Quick サービス部
  1. 2010/10/26(火) 21:50:01|
  2. LANCIA

2010/10/17【LANCIA Stratos】-Ⅲ
東京都 S藤様 作業進行状況-Ⅲです!

昨年(2009年度)不幸にも大破してしまったLANCIA Stratosの修復状況ーⅢをご報告させて頂きます。
お待たせいたしました!!粉々になってしまった、リヤカウルの破片を根気よく張り合わせて元の状態に何とか整形した原型が出来上がるのに実に6ヶ月以上もの時間を必要としました。

DSC_0353.jpg
DSC_0356.jpg

Quickが信頼と高クオリティーに関して絶対的な信頼をさせて頂いている素晴らしい外注板金工場さんである“わたびき”さんに出来立てのリヤカウルを持込ました。

DSC_0357.jpg
DSC_0359.jpg

既にフレームの歪測定や構造強度のデーターを取得し終わって実際の補修作業に入る準備が整って、カウルの到着を待ってくださっていました。

DSC_0361.jpg
DSC_0363.jpg

“わたびき”さんの板金スペシャリストの皆さんが総出で立ち会って頂きました。
製品を見る目は物凄く厳しい視線でした。“わたびき”板金さんは、フェラーリやマセラティー、ロールスなどは当然、BMW、メルセデスなど外国車の板金修復では永年の実績と豊富な経験で他を寄せ付けない晴らしい日本で屈指の板金工場なのです。

DSC_0365.jpg
DSC_0364.jpg

早速ストラトスの高さを調整してリヤカウルが丁度収まる高さで仮装着してみました。
考えていた以上にスムーズにフィットできて!一安心! 肝心なボディーラインはメインキャビンからのダイナミックラインが左右ともにピッタリでした
製作を担当してくれたFRPメーカーの方も、思わず笑みが毀れました。
やっと長い時間をかけて製作したリヤカウルが最高の出来栄えで仕上がった瞬間です。
ここから先は板金のスペシャリストにバトンタッチです。


DSC_0367.jpg
DSC_0368.jpg

さすがに出来上がったリヤカウルを現車合わせする瞬間は極度の緊張が走りました。
うまく製品が出来ていない場合には10ヶ月にも及ぶ努力が水の泡となってしまうからです。

DSC_0370.jpg
DSC_0373.jpg
DSC_0372.jpg
DSC_0369.jpg
DSC_0366.jpg
出来上がった原型は外見こそ元通りの形が形成されていますが、その裏側は舞台裏の張子の虎よろしくまさに大変な状況となっていています、勿論そのまま車輌に装着する事は全くできません。

この原型を元にメーカーが製作したと、同様に製品製作用の型を作らなければなりません。
その型の製作は巧みな技術と豊富な経験がなければ相応の製品ができないのです。
FRP製品の一般的な製作方法は、製品を作る為の型に特殊な樹脂をガラス繊維と一体で張り込んで製作します、この時、樹脂が硬化する過程でどうしても縮んだり、歪みができて
製品になった時点では当初の寸法とはかけ離れた物ができてしまうのです。
この歪率の修正を予め考えて型の製作をしなければならないのですが!この加減は簡単ではありません、永年の経験の中で培われた職人の技がどうしても必要なのです。
今回のような特殊な事例では、マスター自体に大変なリスクを抱えているため難易度は更に高くなります。

DSC_0376.jpg
しかし、こんな贅沢な修復をして頂く、ストラトスも中々、無いと思もっております。
このリヤカウルは純正のカウルより数段素晴らしい出来と言っても過言では無いと思います。やはりこのような製品作りはイタリアより日本の方が勝っているようです、そして最高の板金技術で修復され、塗装においても最高の塗料を使用してペイントされるのです。
また、今回のリヤカウルを製作するにあたり、FRPに使用する材料まで吟味したのです。
通常(純正も同等)のFRP樹脂は耐熱性に乏しく、エンジンルームなどの排熱温度が高いとFRPの劣化が急速に進行すると共に熱変形などの二次被害もおこります。
このような状況を十分考慮して今回は耐熱樹脂を使用して製品であるリヤカウルを生産して頂いたので、純正カウルのような変形や割れが起りにくい、正にオリジナルを超えたこだわりの一品です!

修復困難と思われた作業でしたが、やっと峠を越えました、しかしまだまだは大変な修復作業が待っています、EXマフラーの修復はEXマニーホルドからの製作となります、既にマフラーメーカーには図面を起こして製作依頼しております。
また、リヤカウルに貼られている貴重なステッカー類はプロ用ステッカー製作会社に依頼して現車の採寸、スキャニングをして頂き、やはり製作依頼をかけております。
そして最後はエンジン&ミッションを再度セットUPしていく総合リセットがQUICKの大事なまとめ仕事となります。
もう、ゴールが見えてきました、頑張って年内の完成をできますよう奮闘いたします。
宜しくお願い致します。

Quick Trading サービス部
  1. 2010/10/17(日) 20:36:09|
  2. その他車種

2010/10/14【LANCIA DELTA EVO-Ⅱ】
埼玉県川越市 Y田様 パワーウインドーの修理進んでいます!

ご入庫ありがとうございます。
今回、ご依頼のございました、パワーウインドーの作動不良は電動でウインドーを動かすモーターの不良と判定いたしました。

DSC_03300.jpg

現在パワーウインドーの補修用部品であるウインドレギュレターはLANCIA社の部品生産がが終了しており通常の入手手段がとれません。
したがいまして、現在装着されているウインドレギュレターを取外し分解そして修理して再度組み付ける方法しかありません。

DSC_03323.jpg

何とか脱着して分解、モーターなどの可動部分を修理して再使用できるように頑張りました。

DSC_0345.jpg

その他のリクエストのタイヤ交換、コンピュターテスター使用による4輪調整、エンジンの加圧時のエンジン不調もキッチリ直っております。
車輌のお引取日程の調整です、16日(土曜日)から可能となりますので、ご検討宜しくお願い致します。

Quick サービス部
  1. 2010/10/14(木) 23:12:08|
  2. LANCIA

2010/10/06【LANCIA DELTA RESET】
山口県宇部市 M脇様 フルリセット作業(NO-01)

山口県から遠路のご入庫ありがとうございます。
無事にLANCIA DELTA ブルーラゴス がご入庫いたしました。
又、先日はご入庫に先立ち、わざわざお時間を割いてQuickまでお越し頂き大変お疲れ様でした、ありがとうございます。

M脇さまがこのLANCIA DELTAを所有されて既に10年近く経っていらっしゃるわけですが、お話を伺っていてこのLANCAIA DELTAはQuickが当時イタリアより輸入してファーストオーナーに販売した車輌であった事が解かり、15年の歳月を経てQuickに里帰りしたわけです。
我々Quickの人間と致しましても、考え深い思いで今回の車輌と対面させて頂きました。

DSC_0226.jpg

DSC_0227.jpg

DSC_0228.jpg

DSC_0232.jpg

新車時に貼って納車したQuickのWRC参戦記念ステッカーも色あせてはいるもののしっかりとリヤゲートに輝いていました(涙!)

DSC_0233.jpg

勿論QUICKのシンボルステッカーであるトリコロールQuickステッカーも健在でした(涙!涙!!)15年間の風雪?に絶えていてくれました。

DSC_0234.jpg
肝心な車輌の状態ですが、とりあえず、ご入庫時点での状態をご報告させて頂きます。
以下の画像は車輌がQuickに運ばれた時点での状況です。詳しい状態は後日ご報告させて頂きます。

DSC_0235.jpg

DSC_0238.jpg

DSC_0239.jpg

DSC_0240.jpg

DSC_0241.jpg

DSC_0244.jpg

DSC_0245.jpg

DSC_0249.jpg

DSC_0250.jpg

DSC_0252.jpg

DSC_0255.jpg

DSC_0258.jpg

取り合えずご入庫のご報告となりました。
ご入庫時点での車輌の状態ですが、やはり専門のディーラーなどが無いことが原因と思われますが、メンテナンスが行き届いて無い状態と思われます。
但し、車輌本体自体は健全でありリセット作業を施せば素晴らしいDELTAになる事はまちがいありません。一安心です。
丁度この時期にリセット作業を決断なさって大正解でした、これ以上劣化が進むと大変、困った事態になり、リセットするにも、コストや手間が大幅に増えてしまいます。
Quickが15年前に販売した車輌です、必ず当時の状態にしてみせます、もう一度、輝きを取り戻させます!
Quick Trading サービス部
  1. 2010/10/06(水) 22:58:39|
  2. LANCIA DELTAリセットカー




| ホーム |